もう読まなくなってしまったたくさんの絵本は、置き場所にも困るため、処分しようか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
絵本は対象年齢があるので、子供の成長とともに読まなくなり、押し入れの奥に積まれている…ということもあるでしょう。
しかし「絵本ってどうやって処分すればいいんだろう?」「普通にゴミとして出してもいいの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
今回は絵本の正しい捨て方と、絵本を処分するベストなタイミングについて詳しく解説していきます。
絵本の捨て方は全部で4つ!
絵本を捨てるにはいくつか方法があります。思い入れのある絵本ならなおさら、ゴミとして出す以外の方法も知っておいた方が良いでしょう。ここでは、絵本の捨て方を4つ紹介します。
資源ゴミとして出す
まず、一番簡単かつ手っ取り早く捨てられるのが資源ゴミとして出す方法です。
絵本は、雑誌や新聞紙などと同様、資源ゴミの日に出せば回収してもらえます。
自治体により資源ゴミの出し方のルールは異なるかもしれませんが、基本的には紐で束ねて決められた回収場所に置いておくことで無料で処分してもらうことができるでしょう。
もし、絵本が大量にある場合や引っ越しで処分したい日が決まっている場合などは、自分で古紙回収センターに持ち込んでも処分してもらえます。
自治体の資源ごみ回収日は日にちが決まっているため、それに合わせることが難しい場合は、古紙回収センターを利用しましょう。
寄付をする
「絵本を捨てることに抵抗があるけど、もらってくれる身近な人がいない」という場合は、寄付も考えてみましょう。
ネットで寄付を受け付けているサイトやNPO団体があります。
しかし、絵本を送る郵送代は自分で負担しなければなりませんのでその点は注意してください。
また、保育園や公民館、病院などに寄付を申し出てみるという方法もあります。
よほど状態が悪い絵本でなければ受け取ってもらえる可能性は高いでしょう。
図書館でも使わなくなった絵本の寄贈を募集しているところもありますので、ホームページで調べてみたり問い合わせてみても良いかもしれません。
買い取りサービスを利用する
絵本の状態が良い場合、買い取りサービスを利用することで絵本が売れることがあります。有名な絵本や新しい本であればなお売れる可能性が高まるでしょう。
以下は、売れるかどうかの主な基準です。
- 日焼けや色褪せがない
- 折り目がない
- 書き込みがない
- 破れや汚れなどがない
中にはある程度の汚れや折り目なら買い取ってくれるお店もあるようなので、一度お店に持ち込んでみるのも手です。
軽い汚れであれば消しゴムでこすれば落ちることが多いので、試してみてください。
フリマサイトを活用する
メルカリやラクマなどに出品して絵本を売る方法もあります。
売りたい絵本が大量にある場合は手間がかかって大変ですが、状態の良い絵本を高く売りたい場合はフリマサイトがおすすめです。
自分で価格を設定できる点が嬉しいポイントですが、送料は出品者負担でないと売れないことが多いため、マイナスにならないように注意しましょう。
絵本を処分するタイミングはいつがベスト?
「子どもが大きくなったから」「もう読んでいないから」「ボロボロになってしまったから」など、絵本を処分するタイミングは人それぞれです。
しかし、絵本を捨ててしまったことを後悔しないためにも、処分するベストなタイミングは把握しておいた方が良いでしょう。
絵本の状態を見て判断する
売ることも寄付することもはばかれるほど、状態の悪い絵本は処分しても問題ないでしょう。
特に0~2歳頃の子どもは、絵本の扱いがダイナミックなので汚れや損傷が激しく、絵本を口に入れてボロボロにしてしまうことも多いでしょう。
そのような状態の悪い絵本は、よほど思い入れが強くない限り、保管していても結局捨ててしまうことになってしまいます。
引っ越しのタイミングで
引っ越しをするために荷物を整理していたら、子どもが小さいときによく読んでいた絵本が押し入れの奥から出てきたなんてこともあるかもしれません。
引っ越しは断捨離の良い機会です。これを機に、昔の絵本を処分するのも良いでしょう。
ですが、引っ越しの際に「どんどん捨てていくぞー!」という気分に乗って、思い入れのある大事に取っておいた絵本まで処分しないように気を付けてください。
【注意】早すぎる処分はちょっと待った!
乳児期に使っていた絵本で、「もう使っていないから」という理由で処分するのは少し早いかもしれません。
なぜなら、まだ文字を読まずにイラストを見て楽しんでいただけの絵本は、ひらがなが読めるようになる年齢になったときに再び役立つ可能性があるからです。
赤ちゃんにぴったりの絵本は文字も大きくページも少ないため、4~5歳になったときひらがなを読む練習に向いています。
また、処分とは少し異なりますが、絵本はリメイクすることも可能です。キャラクターを切り取って、シールやパズル、工作の材料にするなど、子どもの遊びとして活用できます。
他にも、しおりや紙袋など実用性のあるものにもリメイクできるため、お気に入りだった絵本は捨てずに再利用しても良いでしょう。
状況に応じて絵本の捨て方を選ぼう
今回は、絵本の捨て方を全部で4つ紹介しました。
資源ゴミとして捨てる以外にも、寄付や買い取り、フリマサイトの活用など様々な方法がありますので、絵本の状態や状況に応じて選択してください。
絵本を処分して後悔することのないよう捨てるタイミングには十分気を付け、絵本に感謝の気持ちを込めて処分するようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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