3月3日はひな祭りです!
おひな様を飾ったりちらし寿司やひなあられを食べたりするのがひな祭りの定番ですが、実はひな祭りにまつわる絵本もたくさんあります。
今回は、ひな祭りに子どもに読んであげたいおすすめの絵本を年齢別に紹介します。
0~2歳児でも楽しめる絵本もありますので、ひな祭りはぜひ絵本を親子で読んでくださいね。
0~2歳児におすすめのひな祭りの絵本
ももも
表紙のインパクトが大きい「ももも」という絵本は、0歳の子どもから読み聞かせにぴったりの絵本です。
桃のイラストの数分だけ「もも」という言葉が出てくる繰り返しのリズムが楽しい絵本なので、声に出して読んであげてくださいね。
3月3日は桃の節句でもありますので、ひな祭りの日に桃に関する絵本を読んでみてはいかがでしょうか。
みんなでおひなさま!
可愛いくまのイラストが特徴的なこの絵本は、くまの「くー」と「まー」が主人公のお話です。
トリ、チョウチョ、クジャク、ヘビなど通常ではありえないものを使って大きなおひな様を作っていくストーリーとなっています。
簡単な仕掛け付きの絵本なので話の内容が分からなくても目で見て楽しめますよ。
のはらのひなまつり
主人公のともこちゃんはひな祭りの日に折り紙で雛人形を作っていましたが、雛人形は風に飛ばされてしまいます。
追いかけるともこちゃんがたどり着いた先は、野原で動物たちがひな祭りをする場面でした。
お話に出てくる「たんぽぽひな」の作り方が絵本でも紹介されていますので、実際に折り紙で作って子どもとお話の世界に入って楽しみましょう。
3歳児におすすめのひな祭りの絵本
おいしいおひなさま
タイトルからしてひな祭りの食べ物に関する絵本なのかな?と想像することができますね。
「おいしいおひなさま」は、動物たちが身近な食べ物を使っておひな様を作り上げていくストーリーです。
ねずみちゃんはチーズでおひな様を作り、りすちゃんはどんぐりで作ったりと、可愛らしいイラストとともにひな祭りのワクワクを感じることができます。
ひなまつりルンルンおんなのこの日!
この絵本は雛人形たちが主体となったお話です。
ひな祭りの日に雛人形が猫の背中に乗って家を飛び出し、大冒険に出るドキドキ感が楽しい絵本です。
好奇心旺盛なお雛様とおっとりしたお内裏様、2人はどんな冒険をするのでしょうか?
絵本を通して、ひな祭りに関する知識も学ぶことができます。
4歳児におすすめのひな祭りの絵本
もりのひなまつり
ねずみばあさんは子ねずみ達に頼まれて、おひな様たちを森に連れていき、ひな祭りの楽しい時間を過ごします。
お話の途中でお雛様たちが歌うシーンがありますが曲は「うれしいひなまつり」です。
「あかりをつけましょぼんぼりに~♪」から始まる有名な曲ですので、子どもと一緒に歌いながら楽しめます。
もりのひなまつりは、語り口が優しくイラストが穏やかなので、暖かい気持ちで絵本を読むことができそうです。
ひみつ ひみつの ひなまつり
主人公のえいちゃんがお絵描きをして遊んでいると、家の押し入れの中から何か声が聞こえてきます。
気になって押し入れのダンボールを見ると、なんとそこには雛人形が…!
1年間気ままに過ごしていたら太ってしまったというお雛様。ダイエットのために運動をしているところだったのです。
なんともコミカルな内容なので、子どもに楽しんでもらえる一冊です。
5歳児におすすめのひな祭りの絵本
おひなさまの いえ
ある日の真夜中、雛人形が売っているお店で売れ残ってしまった雛人形たちの声が聞こえます。
「自分たちの家は自分で探そう!」と言って雛人形たちが冒険に出るお話です。
「売れ残った」とネガティブにならず、前向きに出発する姿から元気がもらえると評判の絵本です。
本物の着物の生地を使ったコラージュの絵が美しく、心に残る一冊です。
ゆりちゃんのおひなさま
ひな祭りの日、ゆりちゃんは雛人形たちにペットのタマや名前を付けたぬいぐるみを紹介します。
すると雛人形たちが話し始め、「私たちにも名前を付けて欲しい」と言いました。
ゆりちゃんは驚きながらも素直に名前を付けてあげて、みんなと仲良くなります。
名前の大切さや素晴らしさを教えてくれる、ひな祭りにぴったりの絵本です。
おばあちゃんのひなちらし
主人公のきりちゃんと、おばあちゃんがちらし寿司を作るストーリーです。
おばあちゃんのお手伝いをしながら、きりちゃんはひな祭りの由来や、ちらし寿司・ひし餅など行事にまつわる食事の意味を教えてもらいます。
大人も子どももひな祭りについて深く学ぶことができる絵本です。
巻末にはレシピも載っていますので、手作りちらし寿司を作るきっかけにもなるでしょう。
ひな祭りに絵本を読み聞かせる効果は?
絵本の種類によっては、ひな祭りの由来や意味を子ども向けに分かりやすく描いているものもあります。
ひな祭りは元をたどると中国から伝わった厄払いの行事が変化したものですが、子どもに意味を伝えるのは中々難しいものです。
しかし、ストーリー仕立てになっている絵本であれば、子どもにも理解しやすく伝統行事について学ぶことができるでしょう。
日頃から親しんでいる絵本であれば、子どもたちに興味を持ってもらいやすいため、ひな祭りについて詳しく意味を伝えたいときに絵本は効果的なアイテムです。
ひな祭りには子どもと一緒に絵本を楽しもう
今回はひな祭りにおすすめの絵本を全部で10冊、年齢別に紹介しました。
ひな祭りの絵本は、お話を楽しみながら行事の意味や由来を分かりやすく教えてくれるものも多いので、ひな祭りについて知ってもらいたいときにも活用できます。
雛人形を飾ったりちらし寿司を食べる恒例行事の中に、ひな祭りに関する絵本の読み聞かせを加えてみてはどうでしょうか。
親子でひな祭りの絵本を読んで楽しい時間を過ごしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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